2022年8月14日(第2主日)
説教「わたしをだれだと言いますか」
聖書箇所:ルカの福音書9:10〜20
1) この奇蹟は 4 つの福音書すべてに記されている出来事である。
2) 9 章 1〜2 節。特に 2 節の「神の国を宣べ伝え」と「病気を癒やす」ことの関係:前者は神の国の訪れを告げる伝道の働きであり、後者は神の国が到来したことのしるしである。その働きを使徒たちに託した。
3)「五つのパンと二匹の魚しかありません」(13 節)。ヨハネ福音書で は「それが何になるでしょう」(6 章 9 節)。使徒たちの人間的な値 踏みと「それを、ここに持って来なさい」(マタイ福音書 14 章 18節)と言われる主イエスの「神の国の到来のしるし」としての奇蹟。
4)「十二かご」と「十二人(使徒)」の数の一致は、偶然ではない。
5)「わたしをだれだと言うか」との質問にペテロの返答「神のキリストです」。キリスト教は、イエスを誰と告白するかにかかっている。