2022年8月7日(第1主日)

説教「掃除された空き部屋:中立の危険」

聖書箇所:ルカの福音書11:24〜26

1) 並行箇所:マタイの福音書 12 章 43〜45 節

2)「中庸の美徳」ということば。日本人は何事も極端に走らず、中立であることが美徳・知恵であると考えてきた。→ 現代のポストモダンの相対主義。

3)「天からのしるしを要求」(ルカ 11 : 16)する人々を評して、主イエスはマタイの福音書で「悪い、姦淫の時代」(マタイ 12 : 39)と言う。

4) このたとえは、そのような “時代の精神(ドイツ語の Zeitgeist)”の描写であり、中途半端な悔い改めと服従の危険性を示している。

5) この時代は主イエスの働きによって「掃除」(25 節)されたが、イエスを迎え入れていない。そこで以前より悪い霊たちの支配を受けることになる。

6)「中立」は満たされていない中途半端な状態である。決断しないでいることも、実は、一つの決断である。人は、主イエスを信じて心が清められただけでは不十分。弟子となって、聖霊によって心が満たされる必要がある。