2022年6月12日(第2主日)

説教「失われた者を捜すキリスト」

聖書箇所:ルカの福音書19:1〜10

1)1〜10 節の文学構造

  A(1〜2 節) 取税人のかしらで、金持ち(2 節)

    B(3〜4 節) イエスを見ようとしていちじく桑の木に登った

      C(5 節) 今日、あなたの家に泊まることにしているから

  A’(6〜7 節) 罪人のところ(7 節)

    B’(8 節) 主よ、私は財産の半分を貧しい人たちに施します

      C’(9〜10 節) 今日、救いがこの家に来ました(9 節)

2)愛を知らない者(お金はあったが友はいない)が、愛されることにより (イエスだけが泊まりに来て友となってくれた)、愛する者(財産のほとんどすべてを他者のために放棄する決心をした)へと変えられた。

3)神を信じるとは、イエスよってもたらされる新しいいのちによって愛と 義の実を結び、来世(天国)のいのちを現世(今日)に先取りすること