2022年5月22日(第4主日)

説教「網の中の魚と天の御国の弟子」

聖書箇所:マタイの福音書13:47〜52

1)すでに到来した天の御国(神の国)とやがて完成する天の御国の狭間で信仰によって両方において生きるクリスチャンの姿。二重の生き方。

2)網の中の魚:本物の信仰者と似非信仰者が混在する教会の実態(参 13 : 24―30)。選別の手段としての網(天の御国)。選別の規準の例:マ タイ 7 : 21―22;同 12 : 47―50。
「泣いて歯ぎしり」は反省や後悔ではなく、不満と怒り。終わりの日まで隠されている天の御国の成員。

3)信仰者は「天の御国の弟子となった学者」。逆説的な表現。学者の特長:1人に語り、伝え、教える。2豊富な「引き出し」を持つ。