2022年12月25日(第4主日)

今週は説教概要はございません。

牧師からクリスマスにかんしての豆知識:

教会暦では、クリスマスは新年 1 月 6 日の「公現日または顕現日(エピファニー)」まで続きます。元旦は降誕日から数えて8日目にあたります。そして福音書によれば、この日ベツレヘムの幼児は割礼を受け、「幼子の名はイエスとつけられた」(ルカの福音書 2 : 21)とあります。元旦は救い主の命名日なのです。公現日とは、主のご降誕を知った東方の博士たちがベツレヘムに到着し、御子を礼拝した記事(マタイの 福音書 2 : 1-11)に基づきます。この日は、主イエスが異邦人にも「公に現されて(ギリシャ語のエピファイノー)」、世界の救い主であることを示された日なのです。ここで大切なことは、クリスマスが終わってその後にお正月が来るのではなく、大晦日も元旦も松の内も「降誕節(クリスマス)」の輝きの中に位置づけられるべきことです。クリスマスは 「年末の行事」ではないのです。